2019-04-23 第198回国会 参議院 法務委員会 第9号
原発内の放射線量が高い汚染区域では、労働者は、皆さん御存じのように、放射性物質が付着したりしないようにと手袋、靴下を重ね着をし、全身を覆う防護服を着て長靴を履く、全面マスクを着けると。そして、一定量被曝するとアラームが鳴るアラームメーターを装着し、ポケット線量計あるいはフィルムバッジを身に着けて現場に入っていくわけですね。
原発内の放射線量が高い汚染区域では、労働者は、皆さん御存じのように、放射性物質が付着したりしないようにと手袋、靴下を重ね着をし、全身を覆う防護服を着て長靴を履く、全面マスクを着けると。そして、一定量被曝するとアラームが鳴るアラームメーターを装着し、ポケット線量計あるいはフィルムバッジを身に着けて現場に入っていくわけですね。
労働環境につきましては、敷地内の線量低減を進め、全面マスクを必要としないエリアや一般作業服での作業可能エリアを敷地面積の約九六%まで拡大されるなどにより、改善してきております。 今先生から御指摘ありましたいわゆる溶融燃料、燃料デブリの取り出し方法の確定と、それから取り出し開始に向け現在各号機で原子炉格納容器内部の調査を進めており、現状の把握に努めているところでございます。
これまで発電所では、敷地内の線量低減を進め、全面マスクを必要としないエリアや一般作業服での作業可能エリアを拡大させるなどにより、福島第一の作業環境の改善を図ってきております。
あるいは、なぜ半面マスク、全面マスクを使わずにその作業に従事してしまったのか。 聞くところによりますと、それの安全対策というのはそれでよかった、そういう取り扱いでよかったんだというような報道もされておりますけれども、本当にそれで作業される方の安全が守られたのか、リスクを下げることができていたのかということがこれから課題になってくるところだと思います。
まず、なぜ全面マスクで作業しなかったかという点でございますけれども、内容物が密封されておって、放射性物質の飛散の可能性が小さいとそのときに判断して、半面マスクによりフードの作業を行ったものでございます。
国会でもいわき市議会でも、また度々の記者会見でも、東電担当者は、線量に応じて一万円から二万円、全面マスクを使用した場合には二万円、かっぱないしアノラックなどを使用した場合は三万円、タングステンベストを着用した場合には四万円を労働者の手に直接渡るようにすると言明してまいりました。しかるに、大半の労働者の手には一銭も渡っておりません。一部の労働者に僅か数千円が支払われているのみの現状であります。
しかし、その後、精力的に東京電力の方でもそのことについては認識していただいて対応していただきまして、当時はどこへ行くのにも全面マスクのようなものが必要だったんですが、それをまず、現在では、かなりの、限られた部分以外は通常の作業服で作業できるようにしていただいたということです。
これは、随分減ってきたのは、御存じのように、大分場所の線量を下げまして、全面マスクの要らない区域が随分広がったり、それから熱中症対策も、当初随分ありましたですけれども、随分休憩所を、出前の休憩所を置くとか水の補給ができるようにするといったようなことをやってきた結果で少しずつ減ってきているのかなというふうに思っているところでございます。 以上でございます。 〔理事石上俊雄君退席、委員長着席〕
○国務大臣(吉野正芳君) 佐藤委員とは六年前、第一原発に入って、タイベックスを着て全面マスクをして、一時間も歩くと頭が痛くなる、そういう思いをして一緒に行動をしてきたところでございます。 委員おっしゃるとおり、廃炉、三十年から四十年掛かる。今デブリがどこにあるかも分からない。
それは、放射線対策のための防護服と全面マスク等を着用しなくてはいけなかったということです。原発事故の被災地での災害対応の難しさを浮き彫りにしているものでございます。 吉野大臣にも対策本部にお入りいただいて、現状を把握していただいたということではありますけれども、このことも含めて、原発事故からの再生には本当にまだまだたくさんの課題を乗り越えなくてはいけないということであります。
皆さんも、何度も一Fを御視察いただいておりますので御承知のことと思いますけれども、全面マスクを必要とする、あるいは、タイベックを着て作業しなければいけないというような地域は大分狭くなってきました。
先ほど廣瀬参考人の方からございましたように、労働環境面に関しましては、今日的には、全面マスクを着用せずに作業できる場所が徐々に拡大をしてきている状況、また、そこで働く者の意見、要望を踏まえていただきまして、発電所の近くで休憩、休息をとることができる大型休憩所の運用開始であったり、コンビニエンスストアの開設、温かい食事が提供できるようになったことに加えまして、昨年十月からは新事務本館が運用開始をしましたし
そういったことについてはかなり厳しく東京電力に改善を求めまして、今ではほとんど、全面マスクもする領域も狭まりましたし、この数年間はそういった労災事故で深刻な事故は起こらないという実績が積み重なっておりますし、当時は七千人とか八千人という方が日々出入りしているところで休憩所もなくていたわけですけれども、今は大きな休憩所も造っていただき、シャワーも浴びられるようになりました。
最も汚染されているエリアでありますレッドゾーンにつきましては、全面マスクとタイベックスーツ二重、またはタイベックスーツの上に防水性のスーツを重ね着するといったところでございますし、イエローゾーンにおきましては、全面マスクまたは半面マスクとタイベックスーツといったことでございます。
二〇一三年の段階では、私は最初にJヴィレッジに行って、ホール・ボディー・カウンターみたいなところのチェックもありまして、敷地内に入るときは、もちろん全面マスク、タイベックも着て、そういう状況でございまして、当時は、労務環境、働く環境というのも大変に厳しいものがあるなということも痛感をいたしました。
先ほど全面マスクが必要でなくなっている地域がふえたというお話がありましたけれども、仮に今、一日七千人入っているとしまして、半分とかあるいは三分の一ということになれば、半分、三千五百人とすれば大体一億五千万ちょっとですし、三分の一で足りるとすれば一億円ぐらいの予算でできてしまう。
今でも相当厳しいですけれども、当初は、どこへ行くのにも全面マスク、タイベックスーツを二枚重ねというようなことで、会話をしてもほとんど聞こえないような状況。
これは事故で、バキュームカーの後ろのふたに挟まれてお亡くなりになられたという痛ましい事故ですけれども、これも、その亡くなられた現場は全面マスクが必要でない地域でありましたが、実際は全面マスクをされていて、もしかしたらその全面マスクによって、操作された方と亡くなられた方の間のコミュニケーションがうまくとれなかったかもしれないということもありますので、やはりつけないのが一番よろしくて、そうしたことを、しっかり
白い服を着て全面マスクの中で一時間でもいらっしゃったことがありますでしょうか。ちょっと、もしございましたら、その経験、お話しいただきたいんですけれども。
ただ、必ずしも非常に悪い、劣悪な賃金体系でお仕事をお願いしているというふうにもそのアンケートだけでは言えないのではないかと思っていますし、何より賃金だけではございませんので、まずは、先ほど先生もおっしゃいましたように、全面マスク、厳しいですので、そこを省略できるようなエリアを今ふやしておりますし、さらには給食センターも今動き出しましたので、三食温かいお食事をとっていただけるようになっておりますし……
全面マスクを装着し、防護服に着がえ、多核種除去設備、原子炉建屋周辺の井戸、サブドレーン浄化設備、約千基の汚染水タンク群、凍土遮水壁工事現場など汚染水対策の施設を中心に視察をしたんですが、四号機原子炉建屋に近づきますと、毎時約五十から六十マイクロシーベルトを記録いたしました。
○政府特別補佐人(田中俊一君) 先生御指摘のように、スケジュールありきの作業ではいけないということで、労働災害が非常に増えているということ、その大きな原因としては、一つは労働環境が悪い、タイベックスーツを二枚着るとか、全面マスクをしなければいけないとか、これから夏場にかかるとそうですけれども、日射病にかかる、そういったことがありますので、まず作業環境を、放射能のレベルを、放射線のレベルを下げるということを
東京電力では、労働環境の改善対策として、給食センターとか大型休憩所の整備、全面マスクの省略エリア、これは全面マスクをすることによって労働災害が起こる伏線になっておりますので、そういったことの拡大に取り組みました。 その結果、給食センターについては、本年三月三十一日に試験運用が開始されたということは高く評価しております。
現在の現場の状況としましては、発災当初は構内全てのエリアで全面マスクが必要でございましたけれども、今では全面マスク不要とするエリアが敷地面積の六五%にまで拡大しているという状況でございますので、視察者の方々にも状況の改善を実感いただけるものであるというふうに認識しております。
あわせまして、作業員の方々の労働環境、職場環境の改善というのは本当に大事なところでございますので、休憩所を造るであるとか、あるいは全面マスクを掛けなければいけないエリアをなるべく小さくして少しでもその御負担を低減していく、あるいは給食センターを造って一日三食温かい食事を御提供できるような形とするなどというような取組も今始めさせていただいているところでございます。